社員の皆さんと勉強を兼ねて、京都へ工場見学へ出掛けました。染み抜きから丸洗い・プレスと、一貫して着物のお手入れを行っている工房へお邪魔して、いろいろな技術を勉強してきました。1点1点のシミ成分で、作業の方法が違ったり、色あわせをするために微妙な混ぜ具合とかは、職人さんの経験と技術力に感動しました。続いて、捺染め工場を見学しました。銅版に彫られた柄を何枚かの色彩にあわせて一つの柄に染め上げていきます。少しでも生地がづれると柄が合わなくなり商品になりません。機械を動かすまでには何度かの微調整を行ってから染が始まります。大変なお仕事です。一見簡単そうに見えますが、熟練工さんの力があってのことです。そして、今式のコンピューターを使った、染色方法も見学を致しました。染めて言っても、一まとめにはなりません。染める方法によって違いがいっぱいあります。