贈り物の紙包みには水引を使います。水引を掛けることは、古来より「自分を正して、先称を敬い、それに奉仕する事を意味する独自の礼儀」とされています。水引には、「結び切り」と「蝶結び」があります。結び切りは、結婚式や弔事・全快祝いなどに使われ、二度とこのようなことが無いようにと願いを込めています。病気は災害のお見舞いも本来は結び切りを使うこととされています。蝶結びは、結婚以外の一般の御祝に使われます。再びこのようなお祝いがあるようにとの願いを込めて使われます。水引の本数は5本・7本・9本と奇数で数が多いほど丁寧であると言われています。あまり気にしないで頂いているギフトのかかる熨斗にも意味があるのですね。